FX為替レートの表示の仕方には2種類

FX為替レートの表示の仕方には次の2種類があります。

①自国通貨建て(邦貨立て)
外国通貨1単位に対して自国通貨がいくらかを表します(日本のように1ドル=100円)。

②外国通貨建て(外貨建て)
自国通貨1単位に対して外国通貨がいくらかを表します(ユーロや英国のように1ユーロ=L4ドル、1ポンド=1.6ドル)。

FX外国為替市場の1日の取引量は約4兆ドル(360兆円)にも上り、世界で最も取引量が多い金融市場となっています。

このFX外国為替市場は眠らない市場といわれています。世界3大市場のロンドン、ニューヨーク、東京のほかに、各国に外国為替市場があって、地球の自転に沿って順繰りに開いていき、1日中どこかで為替取引が行われているからです。


政策当局の本音としては、少しFX市場が円安で輸出が伸びて景気がよくなってほしい、というものの、それが行きすぎるとアメリカからの牽制が入ります。

1980~90年代の日米貿易摩擦の経験から、日米の間で為替の行きすぎには必ず、アメリカ側からのチェックが入るパターンができあがってしまっているのです。


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